『あさひなぐ』 JKのマイナー競技薙刀スポコンマンガ
『あさひなぐ』は、こざき亜衣による日本の漫画作品です。物語は、高校生の東島 旭が、マイナー競技な薙刀部に入部してからの成長と、部員たちとの絆を描いています。
あさひは小柄で非力で運動音痴で縄跳びもまともにできない少女です
個人戦で全国大会に出場、ベスト8まで勝ち進んだ憧れの先輩、宮路真春
あさひの格上のライバルで、部のエース國陵を全国大会出場に導いた立役者、一堂 寧々
インターハイ及びインカレを個人・団体とも制しており、学生時代は熟練した狡猾な腕前から「茨城の汚れくノ一」と呼ばれていたがこれでは恋愛ができないという事で薙刀から距離を置いていた、福留 やす子
あさひが薙刀をすることで出会った人たちとの友情や助け合い、本音のぶつけ合いをして成長を共にする様子も描かれており、心温まる作品となっています
おすすめ名シーンは
練習試合にて延長戦になった際に誰もが部のエース真春が出ると思っていたところ、あさひがまえの試合でしようとしていたことに可能性をみた監督やすこによって延長戦のメンバーに選ばれます
しかし、緊張とプレッシャーによって上手く試合運びができないあさひ
そんなあさひに監督は声をかけます
スラムダンクの安西先生なら、「最後まで希望を捨てちゃいかん 諦めたらそこで試合終了だよ」というようなシーンでやすこはキツイ一言を放ちます
「コートで泣いてんじゃないわよ、ゴミクズ」
どうですか?ひどい一言でしょ?
しかし、この後のセリフが良いんです
「日頃のどんな努力も才能も、この線の内側には入れない。 持っていけるのは自分の心と身体だけよ。 弱ささえ、置いていく事ができるわ」
日頃頑張っていたからといって技ありが一本に変わったりしない
そんな当たり前のことをハッキリと言い放ったシーンです
そのほかにもやすこは足を故障した真春にも心強い言葉を投げかけたりしてくれてます
初めは嫌々していた監督ですが、いつの間にかに部員のために行動を起こしてくれるようになります
周りの大人たちがしっかりと「大人」をしてくれているのもこの作品のいいところだと思います
こちらの作品は実写映画化、舞台化もされており出演者がほぼ乃木坂46のメンバーが演じておられる作品となっています